アラブ諸国 Arab states 2004 7 13

 停滞しているアラブを復興させるには、
やはり、サウジアラビアが主役となるべきです。
 サウジアラビアが、アラブの盟主となって、
アラブを発展させていく必要があります。
 そのためには、経済改革や政治改革の前に、
国民の意識改革から始めるべきです。

ソ連 USSR 2004 4 16
 ソ連にとって、アフガニスタン侵攻の失敗は、
結果的には、致命傷となりました。
 さて、ここで、歴史的な背景を点検しましょう。
ソ連は、石油危機による石油価格の高騰によって、
多額の外貨を獲得することになりました。
 しかし、これが、ソ連の「命取り」になるのです。
石油や天然ガスの輸出によって、
安易に、外貨が獲得できることに安住してしまったのです。
 当時、ソ連のライバルであった資本主義国は、どうだったのか。
資本主義国は、技術革新と経済改革に努力していたのです。
 一方のソ連は、石油などで外貨を獲得しつつ、
それに安住して、経済改革が遅れてしまい、
結果的には、経済の軍事産業への依存度は高いものとなってしまいました。
これが、ソ連崩壊につながるのです。
「安住」
向上心をなくして、その状態に満足してしまうこと。

週刊誌から from weekly magazine 2004 6 23
 ニューズウィーク日本版 2004 6.30
「サウジアラビア 王国崩壊へのカウントダウン」
「荒廃した首都の中で、王宮だけが豪華」
「GDPの実に25%が、王室に流れているともいわれる。」
 ここで、少し歴史を振り返ってみましょう。
ムハンマド(マホメット)は、富の独占を批判し、審判の日が近いと説きました。
この教えは、貧民層などに、燎原の火のごとく広がっていきました。
しかし、これは、当時のメッカにおいて、
支配階級であった裕福な商人たちからは、危険思想とみなされました。
そこで、ムハンマドは、商人たちの迫害を逃れるために、
メディナへ移住したのです。
これが、622年の「ヒジュラ(聖遷)」です。










































































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